こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。
いやーがんばった。
今回はほんとがんばりました。
「がんばったからなんなの? 大切なのは成果なのだけど??」
と憤慨中のあなた、まあまあちょっと気持ちを落ち着けて。
はい、一度メガネを外して深呼吸をして。そうそう、 深く息を吸って吐いたらまたメガネをかけて。あ、いまの深呼吸のあいだにメガネ磨いておきましたんでね。ピカピカですんでね。
何をがんばったのかというと、
3冊目の本が出版されます~!!
ヒューヒュードンドンパフパフレーム
⇒1冊目:共著(複数人で本を書くこと)で出版。2018年
『初の書籍が出版されました! 共著「できる税理士は知っている これならうまくいくクラウド会計」』
⇒2冊目:単著(ひとりで本を書くこと)で出版。2019年
『初の単独著書「消費税 軽減税率のキホン100問100答」が出版されますうへへへへへへへへ』
という感じで出版してきたわけですが、めでたく2020年も本を出版することができました。
偶然にも一年に一冊ペース。
まあ今回あまりにもつらかったので、ツイッターなどではちょくちょく
「へへ、3冊目いま書いてんすよ、へへ(だから早よ書けやこのメガネやろう)」
と自分にプレッシャーをかけながらなんとか書き進めておりました。
そのあいだに1冊目も2冊目も重版していただけたのはまことにありがたいことでございます。
4冊目(初心者向けの会計の本)も企画通ったのであとは書くばかり。まだ1ページも書けていないけれどもね!
今回も純度100%の宣伝で恐縮でございますが、内容についてまとめてみました!
目次
【PR】書籍「税理士業務効率アップのためのITツール活用術」宣伝
まず「この本の驚くべき特徴」を皆様にお示しする必要があるでしょう。
一番上の画像(アイキャッチ画像)のところにもあげましたが、こちらがこの本の表紙です。
・・・・
・・・・・・・・
お気づきになられましたでしょうか?
表紙にッ!!!
メガネの男性がッ!!!
写っているのですッ!!!!
これを私は【怪奇! 突如浮かび上がってきた作者に似たメガネ事件】と呼んでいます。
冒頭でも書きましたが、筆者は「めがね税理士」という珍妙な肩書きを名乗って、はや4年に近い日々が過ぎ去ろうとしています。
珍妙な肩書きも、名乗りはじめて4年も経つと自動的に本の表紙に浮かび上がってくるようになるのですね。
実に驚きです。
実際には、最初の表紙案にのっぺらぼうのイラストがいるのを見た筆者が、
「あのー、これにメガネをかけてもらうことってできたりしますでしょうか・・・?」
と、欲望全開でお願いをしました。恥を知れ。
どんな本なの?
すみません中身のない話をしまして(ここからまじめにがんばります)。
実際の本の中身ですが、
- 組織の仕組みを効率化しよう!
- クラウドメールサービス
- カレンダーアプリ
- オンラインストレージサービス
- チャットツール
- テレビ電話
- ノートパソコン、デュアルディスプレイ
- スマートフォン、タブレット
- セキュリティ基本の基本
- セキュリティ応用編(パスワード管理ソフト・2要素認証・シングルサインオンサービス)
- [コラム]Googleアカウントの取得方法、G Suiteと個人アカウントの違い
- 税務・会計業務を効率化しよう!
- Excelのデータを紙でもらうのやめようぜ
- Google スプレッドシート
- クラウド会計ソフト
- 電子申告、電子納税
- クラウド勤怠管理ソフト
- 所長も従業員も!個人でも効率化!
- 辞書ツール、日本語入力ソフト
- クリップボードツール
- タスク管理アプリ
- ノートアプリ
- スクリーンショット
がざっくり目次です。
どの項目にも複数図解を入れており、図解もりもりです。
実際に名前を出しているツールとしては、
- Gmail
- Google カレンダー
- Chatwork、Slack、Discord
- ZOOM
- LastPass
- Authy
- トラスト・ログイン
- freee、マネーフォワードクラウド会計
- Google 日本語入力
- Clibor、Windowsクリップボード
- Asana、Trello
- Evernote
などのものを解説しながら紹介しております(名前だけならもっといろいろ出してますが)
これらのツールについて、
「こんなことで困ってない?」
「そんなときにはこのツール!」
「具体的なツールの解説」
といった構成を基本として解説していっております。
「実は2要素認証(2段階認証)とかよくわかってないんだよね・・・」
など、それぞれの項目でお悩みの方がいらっしゃれば、お役に立つ内容となっております!
どんな人が読んだらいい?(ターゲット)
こちらの本のターゲットですが、
「なかなかITツールを導入できていない税理士事務所の方」
に向けて、日ごろ使っている私の「ええぞ」という喜びをお届けできればなと思いながら書きました。
後述もしますが、正直Twitterやってるような税理士事務所の方にはあんまお役に立てない んではないかと思います。
Twitterにはバケモンがたくさんいるから怖い。
「紙の本」の何がいいかと言いますと、「普段ネットをあまり見ない層に届けることができる」点であります。
こういう業務効率化の話となると、
・業務をすべて洗い出して見える化し、整理してツールを導入しましょう
・トップダウンで一気にやりましょう
・ツールにあわせて業務を構築していきましょう
といったお話を目にすることが多く、私は「なるほどそういうことなのか」と感心するのですが、こと税理士事務所に関して言うと進まない事務所は本当に進まない のが実状ではないでしょうか。
なんでかというと、トップの所長が実務をほとんどやっておらず、効率化の必要を感じていない・だからそれにお金を出したくない・そもそもやりかたを変えるのが嫌、みたいな事務所が一定数存在するから。
税理士は平均年齢が非常に高い業界(63~65歳説あり)でもあり、その影響もあるんだろうと思っています。
なので、本書は、
・部分的に導入していける
・無料のものも多くご紹介し、導入の心理的ハードルを下げる
といった点を重視して書きました。
まずは試して少しずつ実感が積もれば、「じゃあもっとしっかりやろうか」ということもあるんじゃないかなあと。
また、税理士が書いた本に「無料からはじめられるよ」と書いてあれば、「所長、これ無料らしいんでちょっとやってみていいっすか?」という従業員の方からの提案が、多少なりとも通りやすくなるんじゃないかなあと考えた次第です。
なんでお前がITツールの本なんて書いてんの?
いや、わかりませんよ?
わかりませんけど、私「ネガ・ティブ夫(ねが・てぃぶお)」なので、
「なんでお前がITツールの本なんて書いてんの? お前ITツールのこと語れるほど第一人者なわけ??」
って脳内の私(めがね)が私(めがね)のことを責めてくるので、見苦しくも弁明をしておきます。
まず前提として、
私よりITツールに詳しい税理士さんは腐るほど存在します。
けれど、同時に、
「何もわからない方に、噛み砕いて伝える」という意味合いにおいては、自分が書く意味がある
とも思っております。
私はあんまり要領がよくないので、新しいツールに取り組むときにたいてい苦戦します。
それと、性質として、新しいものに取り組むのにすごく慎重になる質(たち)でもあります。
だからこそ、
・導入前にどんな点が気になったか
・どこでどうつまずいたか
・どんな効果を実感したか
という点については、自分の実感をもとに、「わからない方・苦手な方と共感できるように」書くことができるんじゃないかなあ、と思っております。
「自分が書くべきなのかこれ?」という葛藤を常に背後に感じつつ、それを信じて、辛抱づよく筆を重ねていったのが本書であります。
ほんとにがんばりました。図解も死にかけながらもりもりつくりました。
(なお、締め切りはクソみたいに破りました。本当は2019年末出版予定でした)
書籍情報
長々と書いてしまいましたが、というわけで3冊目(単独では2冊目)の書籍についてでした!
書店での発売は6/11予定 とのことです。
あ、編集者さんがチラシを手配してくださったので、貼っておきます!
リンク貼っておきますので、もしご興味ある方はこちらからご購入いただけますととってもとってもうれしいです!
↓ Amazon
↓ 楽天ブックス
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なお、Kindleも出るんですが半年~1年後 の可能性ありということでございます。
ITツールの本なのに、電子書籍がないのはちょっとお恥ずかしい話ではありますが。。
書くにあたってどんな点でがんばったのか・苦戦したのかは、できればそのうちブログにまとめたいと思います!(ほんとか?)
どうぞよろしくお願いいたします!